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第18回通常総会 記念講演会


平成31年4月19日(金)13時よりきらら7階大研修室にて、枚方市介護支援専門員連絡協議会 第18回通常総会が開催されました。

当協会会長遠竹より挨拶のあと、ご来賓の紹介がありました。

枚方市市長 伏見 隆様、枚方市特別養護老人ホーム施設長会副会長 岡崎 基様、デイサービス連絡協議会会長 鬼村 征和様、枚方市訪問看護ステーション連絡会会長 山本 一美様、訪問介護事業者会事務局長 崎高科 美和子 様、枚方市福祉用具貸与事業者連絡協議会会長 多々野 満慶様を紹介され、ご来賓の代表としまして、枚方市市長 伏見 隆様からご挨拶を頂きました。

ご来賓の皆様が退席された後、議長の選任に移りましたが、立候補者がありませんでしたので、議長にほっとステーション御殿山 橋本様、書記にパナソニック 小林様、議事録署名人にACTケアセンター 藤澤様とアベール咲 崎高科様が事務局一任で選任されました。 続きまして、事務局北浦事務局長より総会成立の要件となります、参加人数と委任状数の合計数が発表されました。総会参加者は99名、事前に133名の委任状を受けており、合わせて232名となり、正会員数は380名ですので、総会成立の条件は委任状を含め会員数の過半数で総会は成立することが宣言されました。 総会の成立が確認され、北浦事務局長から1号議案平成30年度事業報告、2号議案の平成30年度決算報告、3号議案の理事役員補充、あわせて監査報告がありました。監査報告には監事の地域包括安心苑の大塚様より、適正に会計処理が行われている事を報告していただき、議案は承認されました。引き続き、4号議案の平成31年度事業計画(案)、5号議案の平成31年度予算(案)の審議が行なわれ、審議の結果、こちらも承認いただき、平成31年度事業計画、平成31年度予算の議案が可決されました。

総会後は、大阪介護支援専門員協会 副会長 中辻朋博氏をお迎えし、「これからの介護保険情勢からみるケアマネジャーの役割」~これを聞けば、あなたの未来は明るくなる~ という題目でご講演頂きました。ケアマネジャーの研修会では、参加した後に落ち込むことが多く、当協会員の要望に応える形で、ケアマネジャーが自信と誇りを持って明日からの仕事に臨めるようにとお話し下さいました。

その中でも特に印象深かったのは、少子高齢化と言われて久しいですが、高齢者一人を支える現役世代の人数が、2050年には1.2人になるという資料を目にすることが多いと思います。大変な時代になると悲観してしまいがちですが、見方を変え就業者一人が支える非就業者の数でいくと、1970年代と2050年でほとんど変化がないというデータが出ているそうです。人口は確かに減っていきますが、実際に働いている人が支える数というのは、ほぼ変わらないという事を知り、偏った情報だけで不安をつのらせてはならないという事を感じました。 また、日本のケアマネジャーは多くの役割を担っており、海外のソーシャルワーカーから見ても、日本のケアマネジャーは唯一無二の存在になっている事。つまり、ケアマネジャーがいないと制度が回らない世の中になっているのだと。何故そうなりえたのかという理由については、介護保険制度が始まって以降、ケアマネジャーが利用者の生活全般を見ることになり、必要に迫られて業務の範囲も広まっていったのでは...との事でした。

ケアマネジャーの能力の高さや専門性、全国どこにでもいるという事が唯一無二の存在になりえた所以であると説明頂き、研修会を通して誇りと自信を感じ、明日からも頑張って行こうと思える清々しい気持ちとなりました。

(広報委員 谷村、湯川)

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