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面接技法研修会が開催されました。


平成31年3月23日(土) 13:00~ 枚方市民会館 1階第1研修室にて、面接技法研修会が開催されました。

四国学院大学 社会福祉学部社会福祉学科 教授 島影 俊英 先生 をお招きして面接技法、コミュニケーション技法について学びました。

25名の方が参加くださり、「リフレクティング・プロセスについて」の講義、ワークを実践しました。

「リフレクティング」はもちろん、「オープンダイアローグ」「ワンウェイ・ミラー」「マインドフルネス」「AH(アティテューディナル・ヒーリング)」「ナラティブ」といった、はじめて聞く言葉ばかりで、多少の戸惑いがありましたが、ワークを通して「対話の中で、客観的に気づく(内省)」ことの大切さを少し体感できたように感じました。(あくまで個人の感想です)

研修が終わっても、納得できたような、できてないような...と、十分に理解できていない自分がいましたので、まず、先生の資料でもご紹介されていました、「リフレクティング:会話についての会話という方法」矢原隆行(著)のタイトルにある「会話についての会話という方法」という言葉をイメージしながら、それぞれの言葉を少し調べてみました。

聴く時の姿勢として「教師のように聴く」「援助者として聴く」のではなく「無知の状態で聴く」事、目的(アセスメント等)を持って聴くために「気持ち」や「困りごと」「望む暮らし」を聴きとろうと準備して対話に臨むのではなく、そういった目的意識を一度手放して、相手の語り、相手の物語をありのまま聞き入れることが、「マインドフルネスな聴き方」なのかな...と思ったり、そうして聞き取った内容を、客観的、多様な見方で振り返ることで、新しい気づきやアイデアが生まれてくる効果こそ「リフレクティング・プロセス」なのかな?と思ったりしています。(こちらも、あくまで個人の感想です)

利用者さんのアセスメントで実践…というよりは、まず、事業所内での事例検討の場で、この「リフレクティング・プロセス」を実践してみたいと思いました。

ともあれ、対人援助の難しさや、面白さを改めて考え、感じるのことのできる研修でした。

島影先生による来年の面接技法研修会が、今からとても楽しみです。

広報委員:吉崎ちほ

今回、私が理解のヒントとさせていただいたサイトをご紹介させていただきます。

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