7月26日(木)に、圏域連絡会(事例検討会)を開催しました。
第4圏域のケアマネ16人中、12人が出席されました。
少ない人数ですが、いろんな意見が出て、楽しく終了することが出来ホッとしました。
アベール咲 﨑高科
①事前に質問のあった移動スーパーとコミュニティバスの経路について
地域包括支援センターより、移動スーパー・とくし丸のパンフと京阪バスの時刻表、管内路線図のコピーを配布、みんなで北片鉾経由の路線等確認。
②事例検討
【事例概要】元教師、定年後自宅で茶室を持ち、お茶を教えるが認知症になる。生徒さんは、食事も一緒にしてくれる。そんな独居で認知症の女性が、いかに潤いのある生活を継続して行けるかの検討する。
【検討内容】元気なころに関係を構築した近所・生徒さん・友人・老人会等の協力で生活できているが、認知症が悪化して行く中で、老人会や近所の人が離れて行かないよう、認知症の理解を深める為、包括支援センターの力が必要。生徒さんとの関係をケアマネも応援し、継続できるようにしていく等の意見がどんどん出てくる。事例提供者は、こんなに生徒さんが登場するとは思わなかった。元気な時から沢山の人とかかわっていることが大切。その後、病気になった時もみんなで継続して行く努力が大切。
③大阪北部大地震を体験してケアマネとして思った事を共有 ・独居の家を回った。出勤できたから回れたが、電車通勤で電車が止まって、電話も通じなかったら、と言う反省有り。
⇒ 担当利用者の連絡一覧表を作り、誰でも回れるようにして行きたい。 ・ヘルパーさんが排泄介助中に地震が来た。利用者と布団をかぶった。もっと強い地震だったら私はどうしたら良いのかと質問を受けた事をみんなに投げかける。 ⇒ 助けを呼んでくるからと言って、必ず逃げる事。まずは自助。 ・私たちはどこまでしないといけないのか
⇒ 私たちは救命士ではない。まずは自分と自分の家族だと思う。そこが落ち着き、気に掛ける状況が出た時に、気に掛ける。まずは自分が助からなければ、次に何もできない。 ・今回より大きな地震が来た時、まずは「自助」だと思う。