全体研修会
「平成30年介護保険制度改正について」
~厚生労働省 老健局 振興課長補佐が語る制度改正の動向~
平成29年7月8日(土)13:30より関西外国語大学 中宮キャンパス ICCホールにて全体研修会が開催されました。
「国の動向について」
衆議院議員 佐藤 ゆかり氏
日本の総人口1億2700万人。その中でも65歳以上の方は3400万人。また、2025年問題も抱えており、財源・人材の供給をどのようにしていくか。世界に先駆けて超高齢社会に突入した日本は、世界から注目を浴びている。
日本の高齢化は世界に例を見ないスピードで進行しているものの、この問題は他国でも懸念されている。IOT・ビッグデータ・AIの活用が注目される中で、世界は日本をマーケット市場としても注目されている。他国の企業で、本社を日本に移す所もあるほど。と、グローバルな話から我が国の財政や人材不足への対応等の話もされていました。わかりやすい言葉でお話いただき、理解しやすい内容でありました。
「平成30年度介護保険改正について」
厚生労働老健局振興課 佐藤 美雄 課長補佐
制度改正を踏まえた、今後のケアマネジメントのあり方についてご講義いただきました。
介護保険を取り巻く状況
地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律について
第7期介護保険計画に向けて
ケアマネジャーの現状と課題
新たな介護保険施設の創設や利用者負担割合の見直しであったり、生活援助等の見直しや福祉用具貸与の見直し等々、資料をもとに盛沢山の内容をご教授いただきました。その中でも「ケアマネジャーの資質向上に向けた取り組み」にも触れられ、改めて自己研鑽の大切さを学ばせていただきました。
「介護保険改正の動向公開座談会」
佐藤 ゆかり氏・佐藤 美雄 課長補佐 他
枚方市の各協会からお集まりいただき、和やかムードで始まった座談会。
左から
介護支援専門員協会 会長 下野氏、副会長 遠竹氏、デイサービス連絡協議会 事務局員 日高氏、地域包括支援センター アイリス 大野氏、通所・訪問リハビリ連絡協議会 副会長 一宮氏、訪問介護事業者会 会長 今岡氏、)
日頃では聞けないようなコアな内容に触れ、ざっくばらんにお話いただきました。まさに、この場でしか聞けない貴重な時間となりました。